ヴァンパイアヒューマン−桜−
『村中にゾンビが溢れ返っている。ゾンビたちがまだいるって事は…ヴィルグロースはまだこの村にいる!!』
クロードは銃を構えて辺りを見回した。
『フフフ、私は逃げたりなんてしませんよ』
突然、空からヴィルグロースが不敵な笑みを浮かべながら降りて来た。
『逃げたりしないなんて、なかなか勇気があるな』
クロードは黒いハットを深く被り、不敵な笑みを浮かべた。
『覚悟しろ、ヴィルグロース!!』
クロードは銃を手にヴィルグロースに向かって立ち向かって行った。
しかし、ヴィルグロースは残像を繰り返し、クロードに的を絞らせなかった。