ヴァンパイアヒューマン−桜−
『月闇の村か…どんなとこだろう…、この川を辿っていけば行けるハズです。行ってみましょう』
ジャックがそう告げると、3人は川を辿り月闇の村へと向かった。
『何か村みたいのが見えてきたわね…』
ミーナの視界に月闇の村が入って来た。
『ここが月闇の村?すごく静かだ…』
月闇の村に辿りついたジャックが村の入り口で告げた。
ジャックが見つめる視線の先には、緑のコケが生えた古びた家屋や壊れた家屋が立ち並び、その傍で草木が生い茂り川のせせらぎが響いていた。
3人は恐る恐る月闇の村の中へと足を踏み入れた。
3人はゆっくりと歩き辺りを見回した。