終わりの始まり

わからないことばかりで

昨日からあの男の子が頭から離れなかった。

恋とか友情とか
もう忘れたつもりでいた。

それからクラスには行かなくても、学校に少し行くようになった。

心の片隅にはあの男の子に会うかもしれない。という少しの希望を抱いていた。

少しずつ学校に行くようになったから、男の子によく会うようになった。


その男の子の名前は
颯斗。登内颯斗。

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