傷付いた青春は誰のモノ。~サヨナラバイバイまた五年後~
「なっつかしいなぁーこの辺り…」


「ん?」


「あ、いや、何でも!!」


あ、そうなんだ。変なのー


「あ、そう言えば麻美って進路どうするの?」


「んぇ?……小説家!!昔からなりたかったの!!」


「それはそれで良いんだけど、答えになってない(笑)」


「なにが?」


和也は何故か苦笑いして「やっぱりいい。」と言った。
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