抱きしめて-PROMISE-。





『(校長話し長い...)』



もう30分は長々と御託を並べては
説教のような話が続いている



「では次、生徒会長の挨拶です」



強制終了されたみたいだ







「......これで終わります」



生徒会長の挨拶がおわり
ようやく始業式が終わった



教室に戻って席につくと
すぐに先生が入ってきた


「久し振りだなあ、元気だったか!!」



所謂、熱血教師

名前は榊原だが顎が出ているので
あだ名はAGO。ちなみに英語教師だ




「報告だが、転校生がきてるぞ」



知ってるよ、と言わんばかりに
生徒が総立ちになって
早く出せと煽っている


「お、おお。」


先生ビビっちゃうよ。


「よ、よし、入ってこーい」


ガラガラと音をたてて扉がひらいた


「「「「わ.....」」」」


何も声がでないらいし
....なるほど


「うわ...冴えないね」


残念そうに遥が呟いた



無理はない、見た目は
メガネで前髪で目が殆ど見えない
身長の割にオーラで小さく見える

陰気だな、ありゃ...




......え


なに、こっち見てる?
なんで?気のせいかな..





あーもう


やっぱり体調悪いかな...










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