魔王と王女の物語②-Chain of destiny-【完】
自分も気持ち悪いくらい真っ白な肌だけれど…ラスのとは違う気がする。
滑らかっぽくて、やわらかそうで…触ってみたくなった。
「?で、デス?」
「………ぷにぷに…してる…」
ブラを受け取ったはいいものの、欲求が勝ったデスは人差し指でラスの背中をぷにぷにと押していた。
ラスも別にいやなことをされているわけではないので、濡れた金の髪をバスタオルで拭きながら笑い声を上げてデスの人差し指を背中で押し返した。
「風邪引いちゃう。早く早く」
「…………うん。これとこれ…くっつける…」
ブラをラスの身体に回した時――手が胸に触れた。
やわらかくてあたたかくて気持ちいい感触に手が止まり、両手で包み込んで触ってみたいと思ったけれど、その時ラスがひとつくしゃみをした。
「くしゅんっ」
「………これとこれ…くっつける…」
ぎこちなく手が動いて背中側でホックをつけることに成功すると、ラスが瞳を輝かせてベッドから降りて鏡の前に立った。
…もちろんショーツもブラとお揃いのハートマークがあしらってある赤の可愛いもので、少し腹が膨らんだとはいえまだまだほっそりとしているラスの下着姿にまた身体が変な反応を示してベッドに潜った。
「可愛いっ。ねえデスはどう思う?可愛いと思う?」
「……うん。…可愛い…」
「コーも喜んでくれるかな…。コーはなんでも喜んでくれるから大丈夫かな」
絶対コーフンしてはぁはぁするに決まっていると思ったが、今は自分の身体と格闘しなければならなかったデスは返事を返すことができずにかけ布団を頭まで被った。
「デス?」
「……風邪…引く…」
「あ、うん、わかった。手伝ってくれてありがとう」
バスルームに消えたのを確認して起き上がったデスは、かけ布団をそろりと捲って確認。
「………なに…これ…」
未だ理解できない自分の身体の反応。
ラスだけにしか示さないその反応の意味。
考えれば考える程に理解できずまん丸になっていると、水色のネグリジェを着たラスが戻って来た。
「コー遅いね。お腹空いたし蜂蜜舐めてよっかな。デスも舐める?」
「………うん」
ラスと居ると楽しい。
…その意味と答えはどこに?
滑らかっぽくて、やわらかそうで…触ってみたくなった。
「?で、デス?」
「………ぷにぷに…してる…」
ブラを受け取ったはいいものの、欲求が勝ったデスは人差し指でラスの背中をぷにぷにと押していた。
ラスも別にいやなことをされているわけではないので、濡れた金の髪をバスタオルで拭きながら笑い声を上げてデスの人差し指を背中で押し返した。
「風邪引いちゃう。早く早く」
「…………うん。これとこれ…くっつける…」
ブラをラスの身体に回した時――手が胸に触れた。
やわらかくてあたたかくて気持ちいい感触に手が止まり、両手で包み込んで触ってみたいと思ったけれど、その時ラスがひとつくしゃみをした。
「くしゅんっ」
「………これとこれ…くっつける…」
ぎこちなく手が動いて背中側でホックをつけることに成功すると、ラスが瞳を輝かせてベッドから降りて鏡の前に立った。
…もちろんショーツもブラとお揃いのハートマークがあしらってある赤の可愛いもので、少し腹が膨らんだとはいえまだまだほっそりとしているラスの下着姿にまた身体が変な反応を示してベッドに潜った。
「可愛いっ。ねえデスはどう思う?可愛いと思う?」
「……うん。…可愛い…」
「コーも喜んでくれるかな…。コーはなんでも喜んでくれるから大丈夫かな」
絶対コーフンしてはぁはぁするに決まっていると思ったが、今は自分の身体と格闘しなければならなかったデスは返事を返すことができずにかけ布団を頭まで被った。
「デス?」
「……風邪…引く…」
「あ、うん、わかった。手伝ってくれてありがとう」
バスルームに消えたのを確認して起き上がったデスは、かけ布団をそろりと捲って確認。
「………なに…これ…」
未だ理解できない自分の身体の反応。
ラスだけにしか示さないその反応の意味。
考えれば考える程に理解できずまん丸になっていると、水色のネグリジェを着たラスが戻って来た。
「コー遅いね。お腹空いたし蜂蜜舐めてよっかな。デスも舐める?」
「………うん」
ラスと居ると楽しい。
…その意味と答えはどこに?