青 詩 - a o u t a -
047.名もなき病

誰かと自分を比較する
もしくは、比較される

そうして

時に褒められ
時に罵られ

壊れてゆく

やがて感覚は麻痺し

時に不感症になり
時に過敏症になる

そんな日常を繰り返している僕は
だんだんと
生きる屍になってゆく


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