終わらない歌
真っ先に小説を手にして、ベッドに寝ころんだ。


題名は、


『赤く染まった月の光』


う〜ん。なぁんか、興味が湧かない。いつもは、好きな作家の本なら、どんな題名でも、惹かれるんだけどなぁ。


っていうか、この本見てると、興味がさそわれるんじゃなくって、眠気がおそってくるんだよなぁ…。


時計を見ると、まだ8時半ぐらいだった。

本を読むには、まだ十分時間がある。でも、何だかなぁ…。


その内僕は、だんだん、どうでもよくなって、いつの間にか眠ってしまった。
< 15 / 35 >

この作品をシェア

pagetop