終わらない歌
少し間があったが、

「なんじゃ?」

とあっさり返ってきた。
「誰じゃ?お前。」

僕は唖然となったが、気を取り直して言った。

「昨日会った奴です。」

「あぁ、お前さんか。」

忘れてたのかよ!とツッコミたくなったが、あきらめた。

「ちょっと待ってくれよ。」

とおじいさんが言うと、電気がついた。

相変わらず、目がくらむぐらい眩しい。

目を開けると、おじいさんが立っていた。

不思議な人だ…。どこから現れてきたのかも分からない。
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