終わらない歌
「ところで、絆。わしの名前をまだ教えておらんかったの。わしの名前は、月岡 音将(ツキオカ オトマサ)。この国の一つの町、『サントラル町』の市長じゃ。」
「サントラル町かぁ。何だか、変わった名前ですね。」
僕は、正直な感想を述べた。
「ん?そうか?まぁ、絆からしたら変わった名前かもしれないのう。」
月岡さんは、微笑みながら言った。
「あっ、ごめんなさい!変な意味で言ったんじゃ無いんです!」
僕が、慌てて弁解すると、月岡さんは笑って、
「別に謝る事ではないぞ。気にするな。」
と言ってくれた。