終わらない歌
そんな会話をしてる内に、月岡さんの部屋の前に来た。
家が広いから、びっくりした。僕だけが歩いたら、絶対迷うだろうな…。
っていうか、そんな事よりも。
いくら、ワクワクすると言っても、やっぱり、知らない国に行くんだから、緊張する。
月岡さんが、部屋のドアを開けた。
僕は、びっくりするしかなかった。
だって、部屋の中に、青白く光る、丸い円みたいなのがあるんだよ…?
目の前で見たら、びっくりするしかないよ。
「びっくりしたか?絆。これがワープする所じゃ。」
月岡さんが話しかけてることにも気付かず、僕はボーっと、ワープする所をじっと見てた。
そして、名前を呼ばれて、やっと気付いた。