終わらない歌
…っていうか、月岡さんの部屋、広い!

周りの壁には、本棚がいっぱいあって、おじいさん一人の部屋には、もったいないぐらいだ。


そういえば、月岡さんは?


月岡さんは、すでにあの、青白い光の前に立っていた。

そして、僕に気付くと、ニッと笑って、

「こっちに来い。」

と言った。
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