ハニー×ビター
「ここらへんで毎年見てんねん」
『そうなんですか』
あれから歩いて花火大会の場所に着いた
辺りはだんだんと薄暗くなって来ていた
周りには結構人が集まっていて、カップルなどが多かった
『人多いですねぇ』
「うん……多いなぁ…席探しに行こか」
『はい』
私達はすいている所を探していた
「時間経つにつれて多なるな…」
私は、慣れないげたを履いていたから足が痛くなってきて歩く速度が、遅くなっていた
やば……先輩見失う
先輩は私が遅いのに気づいてない様子
人多すぎやぁ
てか、前の人背高すぎて見えへんし
先輩どこ…?
おれへん……足痛いし
先輩…先輩……
周りを見回しても白石先輩らしき人はいない
1人になった不安感で
色んな考えが浮かんできた
去年の花火大会は
誰と来たんやろうとか
何で私にあんな期待させるような事言うんやろうとか
自分で考えて落ち込む事
ばっかり考えてしまった
アホや……自分で考えて
自分で落ち込むとか
すると突然人気のいない方向に手を引っ張られた
「良かったおった……」
目の前には息がきれてて
私の手を優しく握ってる
先輩
『せんぱ……』
「お前………ごめんな?」
─ギュッ─
その瞬間、私の視界が
先輩の胸になった
今、抱きしめられてる……?
「気づかんくてごめん!
俺最低やな…恐かったよな……」
『せんぱ…い?』
『そうなんですか』
あれから歩いて花火大会の場所に着いた
辺りはだんだんと薄暗くなって来ていた
周りには結構人が集まっていて、カップルなどが多かった
『人多いですねぇ』
「うん……多いなぁ…席探しに行こか」
『はい』
私達はすいている所を探していた
「時間経つにつれて多なるな…」
私は、慣れないげたを履いていたから足が痛くなってきて歩く速度が、遅くなっていた
やば……先輩見失う
先輩は私が遅いのに気づいてない様子
人多すぎやぁ
てか、前の人背高すぎて見えへんし
先輩どこ…?
おれへん……足痛いし
先輩…先輩……
周りを見回しても白石先輩らしき人はいない
1人になった不安感で
色んな考えが浮かんできた
去年の花火大会は
誰と来たんやろうとか
何で私にあんな期待させるような事言うんやろうとか
自分で考えて落ち込む事
ばっかり考えてしまった
アホや……自分で考えて
自分で落ち込むとか
すると突然人気のいない方向に手を引っ張られた
「良かったおった……」
目の前には息がきれてて
私の手を優しく握ってる
先輩
『せんぱ……』
「お前………ごめんな?」
─ギュッ─
その瞬間、私の視界が
先輩の胸になった
今、抱きしめられてる……?
「気づかんくてごめん!
俺最低やな…恐かったよな……」
『せんぱ…い?』