ハニー×ビター
『いつもこんなんやで?』
「ちがう!!何か力がないって言うか…」
『あるで!!元気もりもり』
「……美春が言う気になったら、私はいつでも話聞くからね!」
真柚……
『だから何もないって…』
真柚にはどんだけ隠しても無理な気ぃする
でも、ゴメンな?
毎回毎回、真柚に迷惑かけられへんから
私は心の中で謝った──…
部活が終わって
仲が良い6人で家に帰っている途中
「ねぇ美春って好きな人
いないの??」
「あ、あたしも聞きたいッ!!」
みんなが興味津々で聞いてくる
好きな人……
もちろん頭に浮かんだのは白石先輩
でも、
『好きな人?おるわけないやん!!』
先輩を信じれなかった私は先輩を好きでいる資格なんてない
だから、明るく元気に笑顔で言ったのに、いつもなら一番にこういう話題に入る真柚が一人黙って歩いている
「ちがう!!何か力がないって言うか…」
『あるで!!元気もりもり』
「……美春が言う気になったら、私はいつでも話聞くからね!」
真柚……
『だから何もないって…』
真柚にはどんだけ隠しても無理な気ぃする
でも、ゴメンな?
毎回毎回、真柚に迷惑かけられへんから
私は心の中で謝った──…
部活が終わって
仲が良い6人で家に帰っている途中
「ねぇ美春って好きな人
いないの??」
「あ、あたしも聞きたいッ!!」
みんなが興味津々で聞いてくる
好きな人……
もちろん頭に浮かんだのは白石先輩
でも、
『好きな人?おるわけないやん!!』
先輩を信じれなかった私は先輩を好きでいる資格なんてない
だから、明るく元気に笑顔で言ったのに、いつもなら一番にこういう話題に入る真柚が一人黙って歩いている