ハニー×ビター
†蓮side†
『美春ちゃん?』

たまたま准希ん家から
帰っていたら
美春ちゃんがいた

            「たったた高石先輩!!」

話し方は変わってねぇんだ。つーか、何でこんなとこいるんだ──?

『やっぱ美春ちゃんだったんだ♪つか、何でこんなとこいんの?』

確か、葵中学だったよな?部活帰りっぽいし
マジ、何でだ?

「えっえと……」

あっ!♪

『もしかして、准希に会いたかったとか?』

ま、さすがにこれはないか…

でも…

『………!!』
                        俺の言った言葉を聞いた途端、美春ちゃんの顔は急激に赤くなっていった

え……マジ……!?

『……図星…??』

俺の質問に、美春ちゃんは恥ずかしそうにうなずいた
ぇえ!!マジで言ってる!?

やっぱり、両想いなんじゃん           って、もとからそうなんだっけ……



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