ハニー×ビター
うわー!恥ずかしい
うなずいちゃった
てゆーか、高石先輩黙ったままやしひかれたかな……
「美春ちゃん」
上を向くと、今までに見た事がないような真剣な顔をした高石先輩がいた
「准希の事好き?」
その言葉を言った時の高石先輩の目があまりにも、私を真っ直ぐに見ていたので、私も自分のキモチに真っ直ぐ、嘘がないように答えなきゃいけない気がした
『はい。大好きです』
高石先輩の目を真っ直ぐ見て今、私の中にあるキモチを素直に言った
私の言葉に安心したように、高石先輩は優しく笑い
「そっか……じゃあ、安心した」
と言った
何が安心したんやろ……?
「明後日。准希と隼人の試合があるんだ」
え……?