ハニー×ビター


え?今呼ばれた……?


ケータイから目線を外して目の前を見た

そこには高石先輩がいた

「行くよ!」

『へ?あっはい』

高石先輩わざわざ来てくれたんや……


そして、私達は鈴城学園に向かった



──────
────
──


懐かしいな……
まぁ、ちょっと前来たばっかりやけど

この学園からの帰り道で
先輩は私の事を、名前で呼ぶようになったんやんな……


「美春ちゃん!行こう!」

もうすぐ会える

恐いけど胸にあるキモチ
全部伝えれる


行こう………!




門から100mぐらいで
右に曲がったら


先輩のいるグラウンド─…


でも、そこには…


先輩達が見えなくなるぐらいの人が周りにいた




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