ボクは桜、キミは唄う
それからしばらく学校へも行けず、携帯は電源を切って放置したまま。
柚木君からは全く連絡がなく、ナカちゃんがたまに家に手紙を入れていってくれた。
そこには柚木君からある程度の状況を聞いたと書いてあった。
けど、それ以外は普通に学校であった事をイラストを添えて楽しく書いてあって、それを読む度少し気が楽になったんだ。
ただ起きて制服着て、お母さんに手を振って着替えて。
ナカちゃんからの手紙を読む。
そんな毎日。
「痩せたんじゃない?」
ってお母さんに聞かれたけど
「ダイエットしてるの」
ってごまかした。
柚木君に会いに行きたかったけど。
私はもしかしたら柚木君を好きな気持ちよりも、マネージャーに怯える気持ちの方が上回ってしまったのかもしれない。
家の中でじっとしているとマネージャーに嫌な目で見られる必要はなくて。
楽だった。
柚木君からは全く連絡がなく、ナカちゃんがたまに家に手紙を入れていってくれた。
そこには柚木君からある程度の状況を聞いたと書いてあった。
けど、それ以外は普通に学校であった事をイラストを添えて楽しく書いてあって、それを読む度少し気が楽になったんだ。
ただ起きて制服着て、お母さんに手を振って着替えて。
ナカちゃんからの手紙を読む。
そんな毎日。
「痩せたんじゃない?」
ってお母さんに聞かれたけど
「ダイエットしてるの」
ってごまかした。
柚木君に会いに行きたかったけど。
私はもしかしたら柚木君を好きな気持ちよりも、マネージャーに怯える気持ちの方が上回ってしまったのかもしれない。
家の中でじっとしているとマネージャーに嫌な目で見られる必要はなくて。
楽だった。