ボクは桜、キミは唄う
弾き終えると、先生とナカちゃんと北川君が拍手してくれた。
「お前、なかなかうまいな」
先生が意外そうに言う。
「先生、知らないで楓花に伴奏頼んだの?」
ナカちゃんが聞く。
「あぁ、昨日職員室に柚木が来た時に誰かピアノできるやつ知らないかって聞いたら、“工藤さん”って即答するからさー」
あの時、私が職員室に着いた時、先生とその話してたんだ。
けど、私がピアノ弾けるのを何で知ってるんだろ?
「音楽祭ですごかったーって絶賛だったからなぁ」
先生の声に、北川君とナカちゃんが顔を見合わせて笑った。
音楽祭?
「うちら、5年の時、楓花がピアノ弾いてるの見てたんだよ」
ナカちゃんが教えてくれた。
「お前、なかなかうまいな」
先生が意外そうに言う。
「先生、知らないで楓花に伴奏頼んだの?」
ナカちゃんが聞く。
「あぁ、昨日職員室に柚木が来た時に誰かピアノできるやつ知らないかって聞いたら、“工藤さん”って即答するからさー」
あの時、私が職員室に着いた時、先生とその話してたんだ。
けど、私がピアノ弾けるのを何で知ってるんだろ?
「音楽祭ですごかったーって絶賛だったからなぁ」
先生の声に、北川君とナカちゃんが顔を見合わせて笑った。
音楽祭?
「うちら、5年の時、楓花がピアノ弾いてるの見てたんだよ」
ナカちゃんが教えてくれた。