ボクは桜、キミは唄う
また私の前の席になったナカちゃんは、最近、携帯ポチポチに夢中だ。
「メール?」
その色っぽい横顔に尋ねてみる。
「ううん。先週携帯新しくしたからさ、いろいろカスタマイズ?」
「ふーん」
美人なナカちゃんも、1年の後半くらいから立て続けに告白されている。
全部あっさり断ってたけど。
「ナカちゃん、なんで誰とも付き合わないの?」
私は、ずっと確認したかった事を、思い切って切り出してみた。
「別に。面倒だし」
ナカちゃんはやっぱり意地っ張りだ。
1年の時、好きな人がいるような事話してたけど、結局誰なのかは教えてくれなかった。
でもなんとなく、心当たりがあるんだ。
「メール?」
その色っぽい横顔に尋ねてみる。
「ううん。先週携帯新しくしたからさ、いろいろカスタマイズ?」
「ふーん」
美人なナカちゃんも、1年の後半くらいから立て続けに告白されている。
全部あっさり断ってたけど。
「ナカちゃん、なんで誰とも付き合わないの?」
私は、ずっと確認したかった事を、思い切って切り出してみた。
「別に。面倒だし」
ナカちゃんはやっぱり意地っ張りだ。
1年の時、好きな人がいるような事話してたけど、結局誰なのかは教えてくれなかった。
でもなんとなく、心当たりがあるんだ。