海上船内物語



「シーザ。お前も大変だと思うが、カイルの事よろしく頼むぜ」

「・・・あぁ。とんだ爆弾娘だぜ。何を仕出かすか全く検討がつかねぇ」

「それが、カイルの良いところだろ?」

「どうだろうな」



アランの笑い声を聞きながら、シーザも部屋から出る。



急に静かになった部屋で、アランはぽつりと呟いた。



「わしも歳かなぁ・・・・・・」








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