海上船内物語




「・・・・・・・・・・・・・・・」


本気かよ、と内心毒付くカイルは、足元に転がされている枷の鍵を見た。


(・・・鍵・・・。目の前にあるのに歯痒い・・・)


がつん、と軽く壁を蹴ったカイルだった。






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