海上船内物語
(ここ、何にも聞こえない・・・変な部屋だなぁ。視界も無いし・・・何も分からない)
静寂の部屋。
だた分かるのは、足の届く範囲と言う小さな部屋だと言う事。
(安全ってのは分かるんだけど・・・・うわ、眠くなってきた)
がく、と首が落ちるカイル。
(嘘だろ・・・・今寝てたのに・・・・・・・・・)
首が落ちた弾みで壁に額を打ちつける。
(・・・・・・・・アキだ、アキしか居ない・・・・・・、睡眠薬盛られた・・・・・・)
がく、と体が落ちたカイル。
腕が吊られた状態で、そのまま深い眠りに入っていった。