~ The last kiss ~





「どうしたんだ」


感情のない声でアスランは聞いてきた




「…えっと……その」



アスランが歩くのが速くて追い付けなくなったなんて言って怒られはしないだろうか…


ふと心配になり言葉につまるが…





「…足がどうかしたのか」

「えっ!?」



もしかしてアスランは人の心が読めるエスパー…


「足を押さえているだろ」



 ―ではなかった…




「あ、うん…」



流石にアスランのせいだとは言えない…




ってか、なんでこんなアスランに気を使ってるんだ私?



新たな疑問が増え、顔をしかめるが考え過ぎて知恵熱が出そうなので気にしない事にする









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