~ The last kiss ~





すると突然アスランは私を…


「えっ!?ちょっとッ!!!」


お姫様抱っこしていた



「ジタバタするな…煩わしい」





いやいや!誰だってこんな事されて平気なわけないじゃん!!

…というか顔近いっ!!





焦ったり照れたりと忙しい私と対照的にアスランは無表情である


ジタバタする私が滑稽に思えてきたので大人しく運ばれることにした






――――

運ばれている間バクバクと鳴り続ける胸を落ち着かせようと必死になっていた





そしてアスランは豪華な部屋の扉の前に立ち止まり扉が勝手に開くとごく自然に中へと入る…



だが私はまだ慣れてなく扉が開く音にびくついてしまっていた









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