~ The last kiss ~





アスランは私を部屋にある大きなベッドに降ろしてくれた




「あ、ありがと」



ちょっと照れながらお礼を言うが返事は無い



それどころか彼は私から離れようとはしない



「………?」


 ―な、なによ…!?


異様に彼の綺麗な顔が近くて上手く言葉が出てこない





「……お前の全て、
身体も心も全て俺のものだ」



いきなり何を言い出すの?



「まだ気づかないのか?」

狼狽える私を面白そうに妖しく笑い

彼の冷たく綺麗な手が
私の頬、首筋…
と下へと流れていく……


「…ッ!?」



そして制服のスカートから出ている足で手を止め………………






「お前を抱く…」


耳元に顔を寄せ艶のある声で呟いた










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