~ The last kiss ~
―――――――
「―………ん…」
まだ辺りは暗いが目が覚めた…
―ここは…どこ?
私は誰?…とまではいかないがここは私の部屋ではない
ベッドのふかふかさが
全然違う
部屋の広さも全然……
「―…そっか、私…
アスランに連れられて異世界に来ちゃったんだ。
それで昨日ソファーに…ってあれ?」
私はふかふかのベッドの上で寝ていたようだった
…まさか寝ぼけながらベッドに移動したのか?
まぁ、どっちでもいいや
心のどこかで悪夢をみていて一夜明ければいつも通り朝をむかえ
お母さんの絶品朝ごはんを食べて…
学校行くと早紀ちゃんがいて、飯田君がいて、佐藤君がいて…
幸せな日々が戻ってくるなんて期待していた…