~ The last kiss ~
「いつまでそこに座ってるの? 早く手伝って」
「はい、はい…」
仕方ないなぁ…と疲れた足でリビングに向かう
「返事は一回でいいから お皿並べてちょうだい」
「…は~い」
私は両親の一人娘…
そのせいかお母さんもお父さんも心配性で何かと心配してくれている
私がドジなせいだとも思うが…
まだ私は彼氏なんて出来た事はないけどもし両親に紹介でもしたらどうなるのだろう
とかお皿を並べながら
考えてみる…
…まだ先の話か
私は告白なんて出来るタイプでもされる方でもないから…
「…わー!!!美味しそう」
お母さんが並べたお皿に ハンバーグを盛り付けていた