~ The last kiss ~




「………」

私は窓の景色を眺める事にした

エドマンドさんは用事があるからと部屋から居なくなり一人であったのだ


暇だなぁ…

ここにはトランプの1つもないのかね?


心の中で不満を呟いている時だった…




「…ッ!!!」

―…な…に?


いきなり言い様のない恐怖がおそったのだ


部屋を見るが私の他に誰もいない


私は嫌な予感がし部屋の外も確認しようとドアの方に行った



そしてドアに手をかけようと腕をのばした瞬間…





―ガッシャーンッ!!!



「ッ!!?」


とてつもない音はこの城中に響くのではと思う程 で振り返れば




部屋のガラス全てが割れていた…


「…え?」


予想もしていない事態に頭が回らなくて入ってくる風に髪をなびかせていた







「…美香様」


「…ッ!?」


誰もいないはずの部屋で名前を呼ばれ声のした方へ向くとそこにルーシィさんが立っていた


「なんで……」








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