~ The last kiss ~
「…こちらでお待ち下さい」
これまた豪華な部屋に通された
「…はい、有り難うございます」
「…では」
綺麗にお辞儀するとそのまま姿を消した
「…なんでかな」
疑ってはいけないと思うがどうしてもルーシィさんがやったのではと感じてしまう
実際、私は嫌われているようだし…
「でもなぁ…」
人を嫌うだけであんな事をするだろうか
それに片付けてくれているのはルーシィさんとアイビー君みたいだから自分で面倒なことはしないはずだ
私は部屋の灯りで明るくなった室内のソファーに座り考え込む
ここにはあまり窓がない部屋だった
…きっとルーシィさんが気をきかしてくれたんだろう
しかしなんで私は嫌われるのかな…
ずっと悩んでいる疑問に頭が痛くなる
私はどうすればいいのか わからないでいた…