~ The last kiss ~



委員会なら仕方ないと思い、一人で帰る事にした


「今日の夕御飯何だろうなぁ」



呑気に鼻歌を口ずさみながら靴箱で靴を履き替え 門に向かっていた





「………?」



そしてふと振り返った
数メートル先にキラキラと光る何かが落ちていた



気になった私は近づいてみる…


「ガラスの破片?」



ここはちょうど教室のある棟の真横である


不思議に思ってかがんでガラスの破片を取ろうとしていた私に




「…逃げてッ!!!」




上から切羽詰まった感じの女のコの声がして




「えっ…?」



真上を見ると私に向かって落ちてきている窓ガラスがあった……








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