~ The last kiss ~
飯田君と佐藤君が話を聞いていたのか声をかけてきていた
まぁ邪魔者はさすがに可哀想か…
一応撤回させておこう。
とにかく別に面白い話ではないが簡単に昨日あった事を話した…――。
「不幸体質って…
平雪、よく今まで生きてきたな…」
飯田君は呆れたような感心したような表情になっていた
「いやでも凄いな…
昨日のサッカーボールだって、平雪に当たっても 不思議じゃなかったのに かすりもしなかったよな……」
「そういえば、美香ちゃん誰かが自分の前に立って守ってくれたんじゃないかって言ってたよね?」
「…うん」
結局、だれかは分からないままだけれど……
「?平雪と櫟原以外だれもあそこにはいなかったはずだぞ…」
「そうなんだよね…」
「守護神…とか?」
飯田君が言った一言に
4人は無言になり…