~ The last kiss ~







病院へは近いと言ってもいいが流石に私がこの
男の子を担いでは行けない事は明白だ…






どうすれば…


どうすればッ!!!











「すみません!
救急車来ないんですか!?
だったら私が運転しますからその子を此方に!」









男の子をひいた車の後ろに偶然止まっていた車の運転手の方が声をかけてくれた…





「はい!!!有り難うございます!


この近くの○○病院まで お願いします!」







運転手の男の人は車を近くに寄せ、

中学生の体に気遣いながらシートに寝転がせ私も付き添う事にした












ふと、外を見るが
さっきまでいたカラスは どこかに消えていた










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