~ The last kiss ~
―――――…
―ピンポーン…
「あっ!美香ちゃんどうぞ上がって」
少し癖っ毛の髪を一つ結びにしていて顔立ちが美人な早紀ちゃんが満面の笑みで私を出迎えてくれた
「お邪魔しまーす!」
(私が男だったら一瞬で惚れてるよ…)
とか思いながら部屋に案内してもらう
「早紀ちゃん、ケーキ持ってきたんだけど食べてくれる?」
「うん!もしかして
美香ちゃんの手作り!?」
「そうなの…
不味かったら御免ね...」
一応、レシピを見ながら 作り砂糖と塩を間違えないように慎重にしたつもりである
「美香ちゃんが作った料理は何でも美味しくなりそうだから大丈夫!」
買いかぶり過ぎだよッ!?