悪魔と恋した3ヶ月



子供みたいな約束事だけど、それで十分だった。



あの日から憐と一緒に起きて、憐と一緒に出かけて、言いたい事とか素直に言って、一緒に笑って、毎日たくさん思い出を作った。



「…由里、おはよ…。」

「おはよう、憐。」



憐が起きて、ベッドを降りた。



でも、憐はまだ完全に起きていなくてベッドから降りない。



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