悪魔と恋した3ヶ月



「ちょっ!憐、憐!」



あたしは肩を優しく叩きながら名前を呼ぶ。



「憐!憐ってば!」

「…ん…由里…?」



ゆっくり目を開けた憐。



きっと高い熱のせいで、目は潤んでいた。



「よかった。憐、熱あるよ!?」



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