浮気症イケメン彼氏2
「どーにかして、あの子と喋りたい。
けど、俺女子と話すの苦手だし…。
とりあえず、図書委員の部屋を出て
いつも来るあの子を待ってたんだ。

けど、その子は入って来ても俺に気づかない。ショックだったなぁ、あれは笑」


苦笑いしながら言うひろきに
私は反省しかできなかった。


「やっと、話しかけれた。
すごく嬉しくて、話していたかったけれど…陽がくれたら、葵が危なくなんだろ。だから、陽がくれるまでしか話していられなかった。」


だから…あんな早く鍵閉めてたんだ…。
ひろきの優しさだったんだね。
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