king×queen
連…
大きいなぁ…。
昔はあたしの方が
断然大きかったのに。
いつの間にか
こされてたんだ…。
「連??」
「ん??」
「プレゼン…」
「いらないし」
「あげるから」
「だから…」
「女よけ」
そう言ってあたしは
無理やり連を引き離し、
カバンの中から
小さな箱を取り出した。
「開けて??」
「あぁ…」
そして連が開けた時
なんかあり得ないぐらい
連が驚いてた。
「どした??」
そう言っても連は
あたしの方を向かない。