king×queen
とかいいながら…
「楽しんでんの
お前じゃねぇかよ‼」
「えへへ…」
確かに朱莉の好きそうな
ブランドには来た。
でもはしゃいでんの…
お前だけだよ??
「これとか、いいんじゃない!?」
そう言って
俺に見せたのは…
「ピアス??」
赤を基調とした、
シンプルなピアス。
「朱莉さんに似合いそうだよ―??
すっごいかっこいいし‼」
ピアスか…。
あいついつも
同じのつけてるしな。
俺が上げたら…
「つけてくれんのかな??」
「つけてくれるよー!
朱莉さん、優しいもん」
だな…。
「買ってくる」
「いってらっしゃい」