king×queen

「もう朱莉ちゃん1人の

体じゃないんだから…

大事にね??

んじゃぁ…社長のトコ行こうか」

「え…」

「大丈夫‼

あたしもついていくから‼」

そしてあたしは

不安な気持ちを抱え

会社へと

連れて行かれた。

「社長、入ってもよろしいですか??」

「おー」

そう言ってあたしと愛さんが

部屋に入ると

「どうした??朱莉‼」

メガネをはずし

満面の笑みで

あたしを見る。

持ってるメガネ…

落しちゃうかもよ??

「あのね??親父…。」

「ん??」

「できちゃった」

「何が??」

「赤ちゃん」

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