king×queen

『朱莉ちゃんはまだ学生で…。

遊ぶこともしたいはずなのに…。

朝と夜も

ずっとずっとバイトなんでしょう??

私たち…

そこまで縛りつけたくなかったの。

流真が…

連君と朱莉ちゃんを…

大切にしていたのは分かってるから。

だから…もういいのに。

毎月10万以上も…。

本来そんなに稼げるはずないのに。

一体どれだけ自分犠牲にして…

働いてくれてるの??

朱莉ちゃんの外見だって

持ち物だって全て…

新しいものもあるけれど

全部流真をまねて…

持っているものでしょう??』

両親は…

気づいていたんだ。

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