king×queen

「あー…サンキュ」

あぁー…。

もう、この嘘どうすんの。

違う意味で腹が痛い。

そんな俺の思いとは裏腹に

朱莉は笑顔で俺の家へと…

家…へと…

え!?家!?

「朱莉!?

俺、1人でいいよ!?」

「ダメだって。

連が風邪の時はあたしが

看病するって約束でしょ??」

あぁ…。

あの時…。

そんな感じの約束したな…。

こんな約束

しなきゃよかったーー‼‼

とにかく…

2人きりってのはまずい‼

でも俺の家も朱莉の家も

親いないから

結局は…2人かよ!

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