king×queen

そして朱莉が戻ってきて

机の上に

美味しそうなお粥を置いた。

その時

「朱莉」

「ん??」

机の上にいろいろ並べながら

俺が呼んだのに対し

答えてくれる朱莉。

「ねぇ、朱莉??」

「んー??」

「好きなんだけど」

「何がー??」

「朱莉が」

「へぇ、そうなんだ……

って…はぁ!?」

えぇ??

なんなのそのリアクション。

「俺とさ付き合ってよ」

「ちょっと待って??

体調悪くて頭イカれた??」

「元々体調なんて悪くない。

すっげぇ真面目だからさ」

驚きを隠せないような朱莉。

朱莉…返事は?

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