king×queen
「俺は朱莉の隣から
いなくならないよ」
「わかんないじゃん‼
怖いの‼怖いんだよ‼
もうこれ以上…
大切な人失いたくないの」
時々
後悔するんだ。
何であたしは…
総長なんだろうって。
こんな人じゃなかったら
どんな人とでも
一緒に居られるのにって。
「あたしってホント…
なにもかも上手くいかないんだよね」
何故かここで…
力なく笑っちゃうあたし。
「流真もいなくなるし
親はいないし
連は……
あたしから離れていきそう…」
ここで告白…
OKって返事がしたかった。
なのに…
出来ない。