king×queen

「連‼」

その時、

クラスで最近話すようになった

陸都が

焦った顔して

教室に入ってきた。

「どした??」

「朱莉ちゃん…

見つかったかも知れねぇ‼」

「マジ!?」

「おう‼」

朱莉が…

見つかった??

「俺も元々族に入ってて、

仲間に探してもらってたんだよ。

そしたらさ…

なんか毎日のように…

どっかの倉庫いってる…って」

倉庫…??

「蝶貴のじゃねぇのかよ??」

「蝶貴じゃねぇ…。」

は…??

蝶貴じゃねぇって…。

どこの組だよ??

「噂だと…」

次の瞬間

あり得ない組の名前を

聞かされた。

< 94 / 201 >

この作品をシェア

pagetop