姫華の人生
5,中学校
小学校を卒業した姫華は施設から中学校に通っていました。

小学校で仲良くしてくれてた人は離れて行きました。

姫華は空気みたいな存在になりました。

1人でご飯を食べ行動も1人でした。

皆が羨ましくて見てた時もありました。

ある時に男の子に話し掛けられました。

「なんで施設にいるの」

「お母さんはどうしたの」

姫華は「知らない」と答えました。

本当に分からなかったから。
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