ラブハンター☆
「いたずら?よりによって『R』に誘い込むのがいたずらで済まされんの?俺らの大学の娘あの店に連れ込まれて回される事件、知らなくないよね?」
-なっ……そんなに危ない店だったの?-
「なんならさ。ナオも行ってみる?あの店」
途端にナオさんが怯えてかぶりを振る。
「いやっ……太陽そんなことしないよね?私達愛し合ってるんだもん。そんな…」
「は?愛してるなんて言ったっけ?それどころか好きって言ったこともないはずだけど。俺本当に好きな娘にしか言わない質だから」
「そんな……」
「第一、胸おっきいのも美人系もあんまり好きじゃないんだよね。それ以上に………」
ナオさんからすっと身体を離す。
「人の女危険に晒すような最低な性格してる奴は付き合う価値ない。アドレス消去したからもう構内で会っても声かけないでね♪じゃっ」
桜の手を引くと出口に向かって戻り始める。背後から甲高いヒステリックな声。
「なによ。二股かけてた極悪人の癖に!そんなガキと両天秤にかけてたなんて……悔しい!」
「俺の彼女じゃないよ。桜は……兄貴の大切な人」
「は?」
今度は桜がビックリ。
-ちょっと、今なんて?-
太陽は足を止めてくれない。引きづられるように店の外に出る。
「ちょっ……太陽どういう事よ」
「どういうって……言ったろ?人の女って」
「なんであんたがそんなこと言うの!?元兄ィにはあの人が居るじゃない」
「そんなん本人に聞けば?ほら」
太陽が指差した先に長身のシルエットがかけてくる…桜はすぐに誰だか分かった。
「元兄ィ……」
-……ッ、オン、オン、オンッ-
「太陽!?」
「お邪魔虫は退散すっから。しっかりやれよ」
-ホントは俺のものになって欲しかった。好きだったんだ昔から…-
「何?聞こえないよ」
「じゃな」
ヒラヒラ手を振りながら白煙を残し走りさってしまった。
「桜!」
「元兄ィ……なんでここに?」
がばっと抱き締められる。荒く強く。いつものソフトな雰囲気は感じられない余裕がない感じ……。
「太陽から連絡貰って……よかった無事で。俺があの時ちゃんと確かめてれば…ごめんな」
-なっ……そんなに危ない店だったの?-
「なんならさ。ナオも行ってみる?あの店」
途端にナオさんが怯えてかぶりを振る。
「いやっ……太陽そんなことしないよね?私達愛し合ってるんだもん。そんな…」
「は?愛してるなんて言ったっけ?それどころか好きって言ったこともないはずだけど。俺本当に好きな娘にしか言わない質だから」
「そんな……」
「第一、胸おっきいのも美人系もあんまり好きじゃないんだよね。それ以上に………」
ナオさんからすっと身体を離す。
「人の女危険に晒すような最低な性格してる奴は付き合う価値ない。アドレス消去したからもう構内で会っても声かけないでね♪じゃっ」
桜の手を引くと出口に向かって戻り始める。背後から甲高いヒステリックな声。
「なによ。二股かけてた極悪人の癖に!そんなガキと両天秤にかけてたなんて……悔しい!」
「俺の彼女じゃないよ。桜は……兄貴の大切な人」
「は?」
今度は桜がビックリ。
-ちょっと、今なんて?-
太陽は足を止めてくれない。引きづられるように店の外に出る。
「ちょっ……太陽どういう事よ」
「どういうって……言ったろ?人の女って」
「なんであんたがそんなこと言うの!?元兄ィにはあの人が居るじゃない」
「そんなん本人に聞けば?ほら」
太陽が指差した先に長身のシルエットがかけてくる…桜はすぐに誰だか分かった。
「元兄ィ……」
-……ッ、オン、オン、オンッ-
「太陽!?」
「お邪魔虫は退散すっから。しっかりやれよ」
-ホントは俺のものになって欲しかった。好きだったんだ昔から…-
「何?聞こえないよ」
「じゃな」
ヒラヒラ手を振りながら白煙を残し走りさってしまった。
「桜!」
「元兄ィ……なんでここに?」
がばっと抱き締められる。荒く強く。いつものソフトな雰囲気は感じられない余裕がない感じ……。
「太陽から連絡貰って……よかった無事で。俺があの時ちゃんと確かめてれば…ごめんな」