余命6ヶ月
決心
「春菜・・・ありがとう、僕の命が残り1秒でも・・・その時間を春菜と一緒に大切に生きたい」
これが僕の今の素直な気持ちだった。
「頑張ろう・・・ね・・・」
安心したのか彼女は手を握ったまま寝てしまった。
(寒いだろうなぁ〜、手離しても大丈夫かな?)
やっと離してくれた。
余っていた毛布を肩にかけ、しばらく彼女の寝顔を見ていた。
気がつけば朝になっていた彼女はまだ寝ている、
「おはようございます」
ナースさんが入って来た。
「あら、可愛い彼女さんだこと、木野さん体調はどうですか?」
明るいナースだと思った。
「体調はいいですね」
まだ彼女は寝ている。
「今日、お母さんを呼んで今後の治療について話しをします、それと体温計りますね」
まだ彼女は寝ている。
「はい、わかりました」
彼女、生きてる?
「失礼します」
ナースさんが部屋を出て行った。
心配になり彼女の顔をずっと間近で見ていた。いきなり目を開けて起きた、
「勝ちゃん今何時?」
明らかに焦ってる。
「今は7時・・・」
(あれ?もういない!)
これが僕の今の素直な気持ちだった。
「頑張ろう・・・ね・・・」
安心したのか彼女は手を握ったまま寝てしまった。
(寒いだろうなぁ〜、手離しても大丈夫かな?)
やっと離してくれた。
余っていた毛布を肩にかけ、しばらく彼女の寝顔を見ていた。
気がつけば朝になっていた彼女はまだ寝ている、
「おはようございます」
ナースさんが入って来た。
「あら、可愛い彼女さんだこと、木野さん体調はどうですか?」
明るいナースだと思った。
「体調はいいですね」
まだ彼女は寝ている。
「今日、お母さんを呼んで今後の治療について話しをします、それと体温計りますね」
まだ彼女は寝ている。
「はい、わかりました」
彼女、生きてる?
「失礼します」
ナースさんが部屋を出て行った。
心配になり彼女の顔をずっと間近で見ていた。いきなり目を開けて起きた、
「勝ちゃん今何時?」
明らかに焦ってる。
「今は7時・・・」
(あれ?もういない!)