余命6ヶ月
「父さん延命治療するって言ってたけど」

春菜が心配そうに問い掛けた。

「その話しなんだけど・・・」

まだわからなかったどうなるか。

「失礼します」

先生が入って来た。

「あのぉ、木野くんのお父さんから延命治療して下さいのことですが」

そのことで心配があった。
「先生、延命治療してどの位の命ですか?」

少し悩んでいた。

「延命治療してもガンの進行を遅らせるだけであなたは若いからガンの進行を遅らせても・・・そうですね、もって1年てところでしょ」

「そうですかじゃあ僕は、延命治療を受けません」

そう答えた。

「わかりました、今後の治療は痛み止めの点滴を1日に2回それでも苦しい思いをするかも知れない、それでも大丈夫ですか?」

返事は、決まっていた。

「はい、大丈夫です」

先生が部屋を出て行くと。
「勝ちゃん・・・」

彼女が泣いた。
僕の決心は決まっていた、彼女はまだ決心が付かない見たいだった。

「春菜?僕が死んでも泣かないで欲しい笑っていて欲しいこれからも」

彼女はうなずいた。

「これでよかったんだこれで」

布団にはまだ血の後が残っていた。
なんか今日は疲れた、そう思った。
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