余命６ヶ月
次の日、昨日の夜ようやく食べ終わったお弁当を片付けた。片付け終わった頃に
「失礼しますね、おはようございます朝ご飯の時間ですよ」

ナースさんが入って来た。ナースさんがテーブルの上に朝食を置くと、

「昨日は大変でしたね、ナースの中で昨日の話しが有名なのよ、何かあったら私に相談して下さいね」

と言ってくれた。

「はい、ありがとうございます」

この時は何も言うことはなかった。
１つ心配なことはあったけど･･･それは、

「勝ちゃん入るよ」

春菜だった。

「どうぞ」

なんか嬉しそうだった。
入って来てずっと僕の顔を見て笑ってる。

「どうしたんだ？僕のカッコイイ顔ずっと見て」

笑って話して見た。

「もう！冗談辞めて、今日は話したいことが沢山あるの」

（冗談って傷つくなぁ･･･）

「悪い話しはある？」

少し気になり聞いて見た。
「無いよ！最初に昨日ね家に帰って昨日あったこと全て母さんと父さんに話したの」

もう昨日のことは忘れたかった。

「春菜の両親なんだって？」

いい話しなら気になって一応聞いて見る。
< 43 / 70 >
表紙・目次

この作品をシェア

pagetop